戒の師(読み)カイノシ

デジタル大辞泉 「戒の師」の意味・読み・例文・類語

かい‐の‐し【戒の師】

出家する人に戒律を授ける師の僧。戒師
「御―、忌むことのすぐれたるよし仏に申すにも」〈・若菜下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒の師」の意味・読み・例文・類語

かい【戒】 の 師(し)

  1. 出家する人に戒を授ける僧。戒師。
    1. [初出の実例]「御かいの師、いむ事のすぐれたるよし、仏に申すにも、あはれに尊きことまじりて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android