戒める(読み)イマシメル

デジタル大辞泉 「戒める」の意味・読み・例文・類語

いまし・める【戒める/×誡める/警める/縛める】

[動マ下一][文]いまし・む[マ下二]
まちがいをしないように前もって注意する。教えさとす。「気を緩めないよう―・める」
してはいけないと命ずる。禁止する。「肉食を―・める」
同じ過ちを犯さないようにしかる。「嘘をついた子供を―・める」
警戒する。
「町々を―・めて歩く巡査靴音」〈藤村新生
(縛める)自由がきかないようにしばる。「盗人荒縄で―・める」
忌み嫌う。
「人の―・むる五月さつきぬ」〈宇津保藤原の君〉
[類語]戒告訓戒諭旨教戒勧戒いさめる意見諫言諭す諫死注意説教𠮟責諌止苦言忠言忠告勧告警告心添えいましたしなめるとがめる言い聞かせる言い含める因果を含めるくぎを刺す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android