戒体(読み)カイタイ

デジタル大辞泉 「戒体」の意味・読み・例文・類語

かい‐たい【戒体】

仏語。戒を受けることによって備わる、悪を防ぎ止め善を行う力。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒体」の意味・読み・例文・類語

かい‐たい【戒体】

〘名〙
① (「戒」の実体の意) 戒を受けることによって得られる、悪を防ぎとめ善を行なうある種の力。
教行信証(1224)二「欲大小戒体遠復清浄〈略〉成就菩薩諸波羅蜜、当此法
密教三摩耶戒(さんまやかい)戒文(かいもん)をいう。〔醍醐寺新要録(1620)〕

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