戒尺(読み)カイシャク

デジタル大辞泉 「戒尺」の意味・読み・例文・類語

かい‐しゃく【戒尺】

授戒の時に儀式順序を指示するため、また、読経拍子をそろえるために打ち鳴らす道具拍子木の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒尺」の意味・読み・例文・類語

かい‐しゃく【戒尺】

〘名〙 仏語仏具一つ
受戒の際、その式を規律するために打ち鳴らす道具。拍子木の類。
虚堂録臆断(1534)宝林「拍板はかいしゃく也」 〔勅修百丈清規‐沙彌得度〕
浄土宗で、読経法要に用いる道具。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android