戯ばみ(読み)ざればみ

精選版 日本国語大辞典 「戯ばみ」の意味・読み・例文・類語

ざれ‐ばみ【戯ばみ】

〘名〙 (「ざればむ(戯━)」の連用形名詞化) ふざけること。たわむれること。〔俚言集覧(1797頃)〕
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「其故に、昇の戯(ザレ)ばみも鋒尖(ほこさき)が鈍って、大抵は泣眠入るやうに、眠入って仕舞ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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