戸塚善兵衛(読み)とつか ぜんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸塚善兵衛」の解説

戸塚善兵衛 とつか-ぜんべえ

?-1750 江戸時代中期の一揆(いっき)指導者。
陸奥(むつ)白川郡(福島県)戸塚村長百姓(おさびゃくしょう)。寛延2年年貢上納延期,救済金の貸し付けなどを要求し,3年2月塙(はなわ)代官所を2000人余の農民が包囲し,強訴(戸塚騒動)。代官筧伝五郎は切腹,農民の要求はほぼみとめられたが,善兵衛首謀者のひとりとして同年11月29日処刑された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android