戸田乾吉(読み)とだ けんきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸田乾吉」の解説

戸田乾吉 とだ-けんきち

1830-1904 幕末-明治時代の武士,郷土史家。
文政13年2月19日生まれ。戸田信一(のぶかず)の子。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。江戸勤番をへて長崎聞役方,水軍取調方となり,蒸気船の購入や回航にかかわる。維新後は地域の産業振興につくし,晩年は「久留米小史」などを編修,執筆。明治37年5月29日死去。75歳。字(あざな)は子彊。号は竹堂,有終窟。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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