戸草新田村(読み)とぐさしんでんむら

日本歴史地名大系 「戸草新田村」の解説

戸草新田村
とぐさしんでんむら

[現在地名]信濃町大字穂波ほなみ

落影おちかげ村東南の枝郷。東は古間ふるま(鳥居川)をもって船竹ふなたけ村・普光寺ふこうじ(現三水村)、南は小玉こだま(現牟礼村)に接する。鳥居とりい川に沿った狭い平地に集落がある。

寛文元年(一六六一)年貢割付(「戸草村新田丑之年貢割付」信濃町誌)に、高一三石余で「未ノ新田」とある。未年は明暦元年(一六五五)にあたるので、天羽七右衛門代官の際の新田開発になる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android