所帯嚊(読み)しょたいかか

精選版 日本国語大辞典 「所帯嚊」の意味・読み・例文・類語

しょたい‐かか【所帯嚊】

  1. 〘 名詞 〙 生計維持に苦労している女房家事にかかりきっている女房。
    1. [初出の実例]「世界に我娘のやうな美人に、かけあふむこがなし、あたら美女に男持せて、所帯嚊(ショタイカカ)にする事、いかにしても惜し」(出典:浮世草子浮世親仁形気(1720)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android