扇合(読み)おうぎあわせ

精選版 日本国語大辞典 「扇合」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐あわせ あふぎあはせ【扇合】

〘名〙 宮廷で古く行なわれた合物(あわせもの)一つ。左と右とに分かれ、互いに趣向を凝らした扇面を出し、判者がその優劣を定めるもの。
貫之集(945頃)七「恒佐の大納言の扇合の歌、すはまに入れたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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