扇情(読み)センジョウ

デジタル大辞泉 「扇情」の意味・読み・例文・類語

せん‐じょう〔‐ジヤウ〕【扇情/×煽情】

人の感情欲望をあおること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「扇情」の意味・読み・例文・類語

せん‐じょう‥ジャウ【扇情・煽情】

  1. 〘 名詞 〙 感情、情欲をあおりたてること。
    1. [初出の実例]「盗人に対ひ、妾の家へでも飛び込み美しい寝顔などを見たとき、ほんに泥棒はええ商売やとおもひなはるやろなあと煽情の言を弄するところがある」(出典:寄席風俗‐先代桂春団治研究(1942)〈正岡容〉)

扇情の補助注記

「扇情」は「煽情」の書き換え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android