手に取る(読み)テニトル

デジタル大辞泉 「手に取る」の意味・読み・例文・類語

・る

自分の手で持つ。「リンゴ一つ―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手に取る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 取(と)

① じかに、わが手に取る。また、手に入れる。
万葉(8C後)二〇・四四九三「初春初子(はつね)の今日の玉箒(たまばはき)手爾等流(てニトル)からにゆらく玉の緒」
※俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃)「手にとらば消んなみだぞあつき秋の霜」
説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一三「いまのは、ごんげんさまを、てにとりおがみ申たることのありがたさよと、三どのらいはいをなされ」

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