手を携わる(読み)てをたずさわる

精選版 日本国語大辞典 「手を携わる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 携(たずさ)わる

万葉(8C後)五・八〇四「同輩子(よちこ)らと 手多豆佐波利(てタヅサハリ)て 遊びけむ 時の盛りを」
※良寛歌(1835頃)「子どもらとてたづさはりて春のぬに若菜をつむはたぬしくもあるかも」
② 手をそのそばに差し出す。
※良寛歌(1835頃)「埋み火に手たづさはりてかぞふれば睦月もすでに暮れにけるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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