手全い(読み)てまたい

精選版 日本国語大辞典 「手全い」の意味・読み・例文・類語

て‐また・い【手全】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]てまた・し 〘 形容詞ク活用 〙 手がたい。実直である。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「手またくいく刀もさしてさしころせよといふ」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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