手取菅原神社(読み)てとりすがわらじんじや

日本歴史地名大系 「手取菅原神社」の解説

手取菅原神社
てとりすがわらじんじや

[現在地名]熊本市上通町

鶴屋百貨店前の鳥居から参道となり、旧長安ちようあん境内にある。祭神は菅原道真。建立由緒について「国誌」は平井氏家記により、以下のように記している。平井勘右衛門正恒が承応年中(一六五二―五五)夢想によって自家の井戸の底から半尺余の渡唐の尊像を得、邸内に小祠を建てた。神体出現の井戸は手取の被分わかされ町にあり、祭礼時にはこの井戸水を使用するという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android