デジタル大辞泉
「手広」の意味・読み・例文・類語
て‐びろ【手広】
[形動][文][ナリ]てびろいさま。規模が大きいさま。「手広な家」「手広に商う」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
て‐びろ・い【手広】
〘形口〙 てびろ・し 〘形ク〙
※
青春(1905‐06)〈
小栗風葉〉春「邸なぞもなかなか手広く構えて」
※
源平盛衰記(14C前)一六「
大方此の頼政は、歌に
於ては手広
(テビロ)き者にぞ思し召されける」
③
囲碁や
将棋の
着手で、どのようにでも対処できる可能性が大きい。
てびろ‐さ
〘名〙
て‐びろ【手広】
〘形動〙
建物、
場所、関係する範囲などが広いさま。
※
愚管抄(1220)五「郎等どもを、
勢多・
宇治・淀なんどの方へちらしてふせがせんと、手びろにくはだてて有ける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報