手数入り(読み)デズイリ

デジタル大辞泉 「手数入り」の意味・読み・例文・類語

でず‐いり【数入り】

《「手数」はわざの意》横綱土俵入り神仏への祈願宣誓と相撲の立ち合いの基本を示す作法で、不知火しらぬい雲竜うんりゅうがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手数入り」の意味・わかりやすい解説

手数入り
でずいり

横綱土俵入りの称。 1937年頃から吉田司家口伝と称する言葉で,神前手数入り,地固め手数入り,婚姻手数入り,お田植え手数入り,お産手数入り,出陣・帰陣の手数入り,方屋手数入りなど,いろいろあったが,方屋手数入りがいわゆる横綱土俵入りのこと。塵手数 (ちりちょうず) ,三段構え四股 (しこ) からなり,雲龍型不知火 (しらぬい) 型がある。

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