手書・手署(読み)しゅしょ

精選版 日本国語大辞典 「手書・手署」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょ【手書・手署】

〘名〙
① 直接、自分の手で書くこと。また、そのもの。自筆手紙親書
続日本紀‐和銅六年(713)五月己巳「冝具得手書牒所司、待報処分、撰択替補
雑談集(1305)一〇「ゆかりたる物々中に手書(シュショ)(〈注〉テカキ)して渡世しけるが」
② 自分の手で自分の氏名を書くこと。自署
※歌劇フォーストを聴くの記(1907)〈永井荷風〉「契約書博士の手書(シュショ)を迫る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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