手灯(読み)シュトウ

デジタル大辞泉 「手灯」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐とう【手灯】

仏道修行の難行苦行の一。手に脂燭しそくを掲げたり、手のひらに油をためて灯心をともしたりすること。また、その灯火

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手灯」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐とう【手灯】

〘名〙 仏道修行のうちの難行苦行の一つ。てのひらに油をたらして灯心をともしたり、あるいは手に脂燭(しそく)をかかげたりすること。また、その灯火。
浮世草子好色五人女(1686)一「夏中(げちう)は毎夜手灯(シュトウ)かかげて大経のつとめおこたらず、有難(ありかたき)びくにとはなりぬ」

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