精選版 日本国語大辞典 「手癖が悪い」の意味・読み・例文・類語 てくせ【手癖】 が 悪(わる)い ① 盗みをする性癖がある。手が長い。[初出の実例]「手癖(テクセ)の悪(ワリ)いより屑(とりえ)が有るだらう」(出典:滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)五)② 異性関係について、だらしがない。[初出の実例]「吝気ぶかい内義も〈略〉、ていしゅの手曲(てくせ)わるきを、三ケ日の内見のがしにするは」(出典:浮世草子・好色大富帳(1697)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例