手目を上げる(読み)テメヲアゲル

デジタル大辞泉 「手目を上げる」の意味・読み・例文・類語

手目てめ・げる

悪だくみやいかさまの証拠をあげる。
「わざと悪事に一味して、まっかう―・げようため」〈浄・先代萩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手目を上げる」の意味・読み・例文・類語

てめ【手目】 を 上(あ)げる

悪だくみを見破る。化けの皮をはぐ。いかさまの証拠をあげる。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)三「ヱイ夫で衒(かたり)のてめ上げた」

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