手簿(読み)シュボ

デジタル大辞泉 「手簿」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぼ【手簿】

メモ用の帳面手帳
「―をりて導者の言を記せり」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手簿」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぼ【手簿】

〘名〙
① 手びかえの帳面。手帳。〔五国対照兵語字書(1881)〕
※即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉流離「時に一の旅人ありて我を距ること数歩の処に立ち、手簿を把りて導者の言を記せり」
② 旧日本軍の学校で、ノートのこと。授業中の筆記用を副手簿、浄書用を正手簿と称した。

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