手習所(読み)てならいどころ

精選版 日本国語大辞典 「手習所」の意味・読み・例文・類語

てならい‐どころ てならひ‥【手習所】

〘名〙 文字書き方を習うところ。習字を教える所。手習師匠の家。てならいじょ。
※俳諧・大坂独吟集(1675)上「山姫やのこれる雪の綿仕事 立田おく手習どころ〈幾音〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の手習所の言及

【手習い】より

…江戸時代の寺子屋および手習所で行われていた教育。中世の公家教育における仮名の手習い,和歌の手習い,漢字の手習いといった書道による基礎教育は,近世の町人の子弟を教育する寺子屋において,手習いとして中心的な教育内容となった。…

※「手習所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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