手違(読み)てちがい

精選版 日本国語大辞典 「手違」の意味・読み・例文・類語

て‐ちがい‥ちがひ【手違】

  1. 〘 名詞 〙 物事が予想していたとおりに運ばないこと。手順段取りをとり違えること。ゆきちがい。てちがえ。
    1. [初出の実例]「信虎公次郎殿を総領に可成との儀、千万の御手ちがひにて候故」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三)
    2. 「唯一目の手ちがひにて、勝ちが負けに打ちかへ手」(出典:浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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