手馴(読み)たならす

精選版 日本国語大辞典 「手馴」の意味・読み・例文・類語

た‐なら・す【手馴】

〘他サ四〙 手にならす。てなづける。訓練する。
※頼政集(1178‐80頃)下「思はずよたならす弓にふす竹の一夜も君にはなるべしとは」

た‐な・る【手馴】

〘自ラ下二〙 手になれる。なつく。てなる。
躬恒集(924頃)「冬すぎばなげおかれなむ物ゆゑに君が手にはたたなるべらなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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