打ち案ず(読み)ウチアンズ

デジタル大辞泉 「打ち案ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐あん・ず【打ち案ず】

[動サ変]思いを巡らす。思案する。
「義時、とばかり(=少シノ間)―・じて」〈増鏡新島守

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精選版 日本国語大辞典 「打ち案ず」の意味・読み・例文・類語

うち‐あん・ず【打案】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「うち」は接頭語 ) どうしようかと考える。考えを巡らす。
    1. [初出の実例]「いとあやしと見給ほどにとばかりありて打案(ウチアン)じて」(出典発心集(1216頃か)八)

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