打っ殺す(読み)ブッコロス

デジタル大辞泉 「打っ殺す」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐ころ・す【打っ殺す】

[動サ五(四)]ぶちころす」の音変化。「あの野郎、―・してやる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打っ殺す」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐ころ・す【打殺】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「ぶちころす(打殺)」の変化した語 ) なぐって殺す。打ちすえて殺す。また、「ころす(殺)」の俗語的表現
    1. [初出の実例]「『此ころおらがはたけへ、毎ばん狼か出て、馬ふんをしてならぬ〈略〉』『それはふっころして、熊の胆をとればよい』」(出典:咄本・喜美賀楽寿(1777)馬糞)
    2. 「甚蔵を撲殺(ブッコロ)して仕舞って」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五三)

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