打打擲(読み)うちちょうちゃく

精選版 日本国語大辞典 「打打擲」の意味・読み・例文・類語

うち‐ちょうちゃく ‥チャウチャク【打打擲】

〘名〙 たたきつけること。殴りつけること。ちょうちゃく。
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初「打(ウ)打擲(チャウチャク)して済まうと思ふか」

ぶち‐ちょうちゃく ‥チャウチャク【打打擲】

〘名〙 (同じ意の「打つ」と「打擲」とを重ねて強めた語) 強く打ちたたくこと。なぐりつけること。殴打
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「思案もなくぶち打擲(テウチャクウ)しても」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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