打掛素袍(読み)ウチカケスオウ

デジタル大辞泉 「打掛素袍」の意味・読み・例文・類語

うちかけ‐すおう〔‐スハウ〕【打掛素×袍】

素袍の裾をはかまの内に入れないでおく略式の着方。かけすおう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打掛素袍」の意味・読み・例文・類語

うちかけ‐すおう‥スハウ【打掛素袍】

  1. 〘 名詞 〙 素袍の裾を、袴の内に着込めないで、ただ肩から掛けて着る略式の着方。かけすおう。
    1. [初出の実例]「又歯をくろめたる人のかねを付ぬは狼藉なり。うちかけ烏帽子、打かけすはう 同前」(出典:宗五大草紙(1528)人の召仕れ候仁心得らるべき事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android