デジタル大辞泉
「打撃」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
だ‐げき【打撃】
〘名〙
① (━する) 物体を打ちたたくこと。また、他を攻めくじくこと。それによる衝撃や攻撃もいう。
② すぐには立ち直れないような心の痛手や物質上の損害。
※思出の記(1900‐01)〈
徳富蘆花〉六「僕の女性に対する
尊信は、一大打撃を蒙った」
③ 物理学で、物体に、その位置が変わらないと見えるほどの短時間に作用する、非常に大きな力。撃力。
④ 野球や
ソフトボールなどで、投手が打者に対して投げた
ボールを打者が打つこと。バッティング。
※学生時代(1918)〈
久米正雄〉
選任「敵の打撃に非常に油が乗り出して、
味方の得点数へ追ひつきさうになるので」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報