打殺す(読み)ウチコロス

デジタル大辞泉 「打殺す」の意味・読み・例文・類語

うち‐ころ・す【打(ち)殺す】

[動サ五(四)]
たたき殺す。「棒で―・す」
(「撃ち殺す」「射ち殺す」とも書く)弾丸や矢を命中させて殺す。「銃で―・す」
表に出ないように感情などを抑える。
「よし事実に棒を引いたって、感情を―・す訳には行かないからね」〈漱石道草
殺す」を強めていう語。ぶっ殺す。
落人おちうどのあらんずるをば、用意して―・せ」〈平家・八〉
[可能]うちころせる
[類語]絞め殺す縊る刺し殺す噛み殺す轢き殺す殴り殺す叩き殺すぶち殺す焼き殺す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android