打置(読み)うちおき

精選版 日本国語大辞典 「打置」の意味・読み・例文・類語

うち‐おき【打置】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うちえだ(打枝)
    1. [初出の実例]「うちをきとて、かねにて作り、はながたなどして、すかしたるもの也」(出典:娵入記(1443‐73頃))
  3. そばうどんなどを打って、そのままにしておくこと。
    1. [初出の実例]「帰りに駒形の茶屋へよりて、打置(ウチヲキ)温飩(うどん)急がせ」(出典浮世草子好色二代男(1684)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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