打込み(読み)ウチコミ

デジタル大辞泉 「打込み」の意味・読み・例文・類語

うち‐こみ【打(ち)込み】

たたいて中へ入れること。「くい打ち込み
物事に熱中すること。また、人にほれこむこと。「仕事への打ち込みはすさまじい」
剣道などで、相手に打ってかかること。柔道では、相手と組んで一方が続けざまに技をかける練習法。
囲碁の用語。
㋐相手の陣内に石を置くこと。
㋑相手に何回か勝ち越して、手直りをすること。

㋐テニス・卓球などで、相手側へ強い球を打ち返すこと。スマッシュ
㋑野球・テニスなどで、繰り返し球を打つ練習をすること。
コンクリートを、枠の中に流しこむこと。打設だせつ
歌舞伎で、幕明き幕切れ大太鼓を勢いよく打つこと。
の基本的な型で、手に持った扇などを頭上からまっすぐ前方へさし下ろす動作。
人形浄瑠璃の人形の型で、刀などをかざしながら足拍子を踏むもの。戦いのようすを表す。
10 釣りで、ねらった所へ仕掛けやえさを入れること。
11 織物で、横糸縦糸の間へ強く入れること。
12 コンピューターで、プログラムコマンドキーボードから入力すること。
13 シンセサイザーミュージックシーケンサーなどの電子楽器や、DTMのシステムに、演奏データを入力すること。また、それを再生した音楽
14 《「うちごみ」とも》秩序がなく入り乱れること。
「―の戦好まぬものなり」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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