承服・承伏(読み)しょうふく

精選版 日本国語大辞典 「承服・承伏」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふく【承服・承伏】

〘名〙 (古くは「しょうぶく」「じょうふく」とも) 承知して従うこと。納得して従うこと。また、犯した罪を認め判決に従うこと。承引。
権記‐長保二年(1000)五月一八日「依殺害強竊盗咒詛之者重、其外或嫌疑之輩軽、〈矢田部有延擬殺害僧者云々、軽也、不承伏〉」
妄想(1911)〈森鴎外〉「併しその西洋人見解が尤もだと承服(ショウフク)することは出来ない」 〔諧史〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android