承鞚・水付・七寸(読み)みずつき

精選版 日本国語大辞典 「承鞚・水付・七寸」の意味・読み・例文・類語

みず‐つき みづ‥【承鞚・水付・七寸】

〘名〙
① 轡(くつわ)部分の名。手綱を結ぶ轡の引き手。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「左右の水つき、むながひ、鞦(しりがひ)所々に取つき取つきて」
② 手綱の両端をいう。
浄瑠璃三浦大助紅梅靮(1730)五「左右のみづつきを聢(しっか)と取って乗鎮め」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android