投矢の(なぐるさの)とは？意味や使い方

精選版日本国語大辞典「投矢の」の意味・読み・例文・類語

枕 (「さ」は矢の意) 投げた矢が遠くまでいく意で、「遠ざかる」にかかる。

※万葉（８Ｃ後）一三・三三三〇「投左乃(なぐるサノ) 遠離り居て思ふそらやすけなくに歎くそらやすけなくに」

[補注]「なぐるさ」を「投げ矢」という名詞と見る説や、「なぐ」は投げることではなく弓で射る意とする説などがある。

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