折上(読み)おりあげ

精選版 日本国語大辞典 「折上」の意味・読み・例文・類語

おり‐あげ をり‥【折上】

〘名〙 斜の材によって天井を高くするような構造弧状支輪(しりん)蛇骨(じゃぼこ)で天井の中央平面が周囲より高くなったものが多い。
日光山志(1825)五「正面の御本間、御天井、折揚二重の格天井、其内へ岩紺青にて、丸龍彩色、其形皆異なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の折上の言及

【天井】より

…この部分を〈支輪(しりん)〉という。支輪は組入れ,格,小組格のいずれの天井にもつく場合があり,これのついたものを〈折上(おりあげ)〉と表現する。たとえば折上小組格天井などという。…

※「折上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android