折獄(読み)セツゴク

デジタル大辞泉 「折獄」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ごく【折獄】

裁判すること。また、その判決

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精選版 日本国語大辞典 「折獄」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ごく【折獄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「折」は、定める、判断するの意 ) 訴えを裁決すること。判決を下すこと。また、その判決。
    1. [初出の実例]「大臣与時賢人、損益旧章、略為条例。一崇敬愛之道、同止奸邪之路、理慎折獄、徳洽好生」(出典家伝(760頃)上)
    2. [その他の文献]〔広益熟字典(1874)〕〔易経‐賁卦〕

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普及版 字通 「折獄」の読み・字形・画数・意味

【折獄】せつごく

獄をさばく。〔論語顔淵子曰く、片言以て獄を折(さだ)むべきは、其れ由(いう)(子路)なるか。

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