抜作(読み)ぬけさく

精選版 日本国語大辞典 「抜作」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐さく【抜作】

〘名〙
① 愚鈍な人、まぬけな人をあざけっていう語。抜衆。抜蔵。抜六。抜作左衛門。
咄本・当世口まね笑(1681)二「ぬけさくのおとこ、二尺あまりのだらをさし、よそへ行けるが」
② 特に抜き出てすぐれたもの。
評判記・朱雀諸分鑑(1681)下「扨踊の体、是世界の抜作(ヌケサク)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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