抜差ならぬ(読み)ぬきさしならぬ

精選版 日本国語大辞典 「抜差ならぬ」の意味・読み・例文・類語

ぬきさし【抜差】 ならぬ

処置のしようがない。どうにもならない。のっぴきならない。
※雑俳・銭ごま(1706)「抜きさしのならぬをもって僉儀也」
浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)一「いかほどにあらがはれても、抜差しならぬ証拠ありと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android