抜穴(読み)ぬけあな

精選版 日本国語大辞典 「抜穴」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐あな【抜穴】

〘名〙
① 抜け通っている穴。ひそかに逃げ出せるように掘った穴。または、物のもれ出る穴。
太平記(14C後)三八「ぬけ穴より逃去ける」
② 転じて、うまくのがれる手段方法。にげみち。ぬけみち。
※ニッポン日記(1951)〈井本威夫訳〉一九四五年一二月一五日「法律違反への大きな抜け穴を残しておくというやり方では」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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