披閲(読み)ヒエツ

デジタル大辞泉 「披閲」の意味・読み・例文・類語

ひ‐えつ【披閲】

[名](スル)書状などを開いてよく見ること。
内外典籍を―して」〈露伴運命

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「披閲」の意味・読み・例文・類語

ひ‐えつ【披閲】

  1. 〘 名詞 〙 書状などをひらいて調べて見ること。ひらいて念入りに見ること。
    1. [初出の実例]「余披閲之次見斯篇章」(出典性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐段成式伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「披閲」の読み・字形・画数・意味

【披閲】ひえつ

書をよむ。明・李贄〔焦弱公()に与ふる書〕山中寂として侶(とも)無し。時時、册を取りて披し、其の人と會覿(くわいてき)するを得るは、亦た自(おのづか)ら快樂なり。

字通「披」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android