押丁(読み)オウテイ

デジタル大辞泉 「押丁」の意味・読み・例文・類語

おう‐てい〔アフ‐〕【押丁】

旧監獄官制で、看守長看守を補佐した下級の職。明治42年(1909)の官制で廃止された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押丁」の意味・読み・例文・類語

おう‐てい アフ‥【押丁】

〘名〙 旧監獄官制の職名刑務所で看守長や看守を助けて拘禁者を取り締まる下役。
※義血侠血(1894)〈泉鏡花〉二六「水島友は弁護士、押丁(アフテイ)等と与(とも)差控へて、判官着席を待てり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android