抽象論(読み)チュウショウロン

デジタル大辞泉 「抽象論」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょう‐ろん〔チウシヤウ‐〕【抽象論】

物事実体具体性を備えていない、単に頭の中で考えられただけの意見や考え。

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精選版 日本国語大辞典 「抽象論」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょう‐ろんチウシャウ‥【抽象論】

  1. 〘 名詞 〙 物事の実体を備えていない、単に頭の中で考えられただけの意見。実際に即していないため、具体性を欠き内容が乏しく、意味がはっきりしない考え。
    1. [初出の実例]「そんな抽象論で引きさがるかい」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)

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