抽賞(読み)チュウショウ

デジタル大辞泉 「抽賞」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょう〔チウシヤウ〕【抽賞】

功績のあった者を抜き出して賞すること。
大功の輩の―」〈太平記一二

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精選版 日本国語大辞典 「抽賞」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょうチウシャウ【抽賞】

  1. 〘 名詞 〙 多くの人の中から特にすぐれている者を選び出して賞すること。また、その賞。
    1. [初出の実例]「慶円亦院御悩之間法力掲焉、仍忽雖無其闕、所抽賞也、是叡旨也」(出典:権記‐長保二年(1000)八月一〇日)
    2. 「先づ大功の輩の抽賞(チウシャウ)を行なはるべしとて」(出典:太平記(14C後)一二)

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