担ひ茶屋(読み)ニナイヂャヤ

デジタル大辞泉 「担ひ茶屋」の意味・読み・例文・類語

にない‐ぢゃや〔になひ‐〕【担ひ茶屋】

中世から江戸末期まで、茶道具一式を振り分けにかつぎ歩き、客の求めに応じて茶を立てた行商人。また、その茶道具。一服1銭。
「―しほらしくこしらへ」〈浮・永代蔵・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android