担上(読み)かつぎあげる

精選版 日本国語大辞典 「担上」の意味・読み・例文・類語

かつぎ‐あ・げる【担上】

〘他ガ下一〙
① 肩や背に物をになう。また、になって高い所に運び上げる。
人情本風俗粋好伝(1825)前「佐次兵衛は荷を担(カツ)ぎ上(ア)げて行きながら」
② 人の上に立つ人として、おし立てる。おだてて表面に出す。まつりあげる。
社会百面相(1902)〈内田魯庵投機招牌(かんばん)に担(カツ)ぎ上げる今大平子爵や黒住博士」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android