担負(読み)たんぷ

精選版 日本国語大辞典 「担負」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぷ【担負】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を肩ににない負うこと。かつぐこと。負担
    1. [初出の実例]「霜刑縦処監臨盗、風景曲猶担負帰」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)四・春三首〈藤原忠通〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐児寛伝〕
  3. あることを義務として身に引きうけ、その責任を果たすこと。負担。
    1. [初出の実例]「全体の心力を出し芸事を担負すべし」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「担負」の読み・字形・画数・意味

【担負】たんぷ

負う。

字通「担」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android