拙作(読み)セッサク

デジタル大辞泉 「拙作」の意味・読み・例文・類語

せっ‐さく【拙作】

出来栄えのまずい作品
自分の作品をへりくだっていう語。
[類語]愚作凡作駄作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拙作」の意味・読み・例文・類語

せっ‐さく【拙作】

  1. 〘 名詞 〙 できばえの悪い作品。まずい製作。自分の作品をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「拙作の文章の事被仰下候」(出典:白石先生手簡(1725頃)三)
    2. 「わが拙作(セッサク)小説すみだ川の篇中には」(出典:日和下駄(1914‐15)〈永井荷風〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android