拝み打ち(読み)オガミウチ

デジタル大辞泉 「拝み打ち」の意味・読み・例文・類語

おがみ‐うち〔をがみ‐〕【拝み打ち/拝み討ち】

刀の柄を両手で握って頭上に高く構え、上から下へ切り下げること。また、その切り方。おがみぎり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拝み打ち」の意味・読み・例文・類語

おがみ‐うちをがみ‥【拝打・拝討】

  1. 〘 名詞 〙 ( 拝むような形で刀を持つところから ) 刀の柄(つか)を両手で握り、頭上高く構えてからまっすぐに切り下ろすこと。拝み切り。
    1. [初出の実例]「弁慶これを見てもって破ておがみうちにちゃうとうつ」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android